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◇教育・講義、研究室配属に関する情報 Information of Education & Lecture  

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◆修士・博士の大学院生を受け入れています  Call for Students

工学系技術経営戦略学専攻の大学院生として受け入れを行っています。こちらをご覧ください。https://www.t.u-tokyo.ac.jp/tpage/department/tmi.html

We accept graduate students of  Technology Management for Innovation (TMI) .  More detail information is available at  http://www.t.u-tokyo.ac.jp/etpage/departments/index.html

→ 研究室紹介スライドは下記です

★研究室紹介2017(渡部)

◆渡部俊也教授の授業について Information about Classes by Prof. T.Watanabe

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2018年 知的財産経営(3月14日版)

・単位 2.0単位

・教員 渡部 俊也(政策ビジョン研究センター)

・アシスタントインストラクター

平井祐理(政策ビジョン研究センター特任助教・博士/工学)

阿久津匡美(政策ビジョン研究センター特任研究員・弁護士)

高野泰朋(政策ビジョン研究センター特任研究員・博士/技術経営)

・時期  夏学期 金曜日5・6限16:50-20:30

・教室 本郷キャンパス工学部 3号館3階 技術経営戦略学専攻 ラウンジ講義室 ,

1.        概要

現在のグローバルビジネスにおける知財戦略と知財管理は、伝統的な特許などの狭義の知財権に限られるものではなく、無形資産全体の戦略と管理を指す。デザインやブランド、データやノウハウなどその対象は広範に及び、B to Cビジネスにおいては個人情報保護などの観点からの考察も求められる。またその戦略目標は占有可能性を意図したものから、アライアンスを目的としたもの、オープン・イノベーションやオープン&クローズ戦略まで多岐にわたる。このような多様な客体を管理する現在的知財マネジメントは、データ駆動型イノベーション時代により一層重要性を増しているといえる。 この授業では、知的財産マネジメントの基本的要素を踏まえつつ、伝統的な技術独占のための知財戦略から、知財の不確実性への対処、さらにはオープン知財戦略、人工知能やビックデータに対応したデータ知財管理など、現代の組織に求められる戦略性の高い知的財産マネジメントの要諦を学ぶ。

2.        進め方

最近の知財戦略動向を織り交ぜた講義と、最新のケースを用いたグループワークなどから構成される。知財制度の学習の目的については、各種知的財産制度を理解することだけではなく、知財制度を戦略的に活用するための基礎的な考え方を習得することを目的として行われる。 また制度の基礎的学習に関しては、毎回前回の授業範囲の法律知識などを問う小テストを行う。また期間中に事業戦略関連機関の実地見学実習を1回行う。

3.        テキスト

元橋一之、渡部俊也「東京大学工学教程:知的財産経営」(2016)

渡部俊也「イノベーターの知財マネジメント」白桃書房(2012)

4   スケジュール

(グループワークの実施のため変則2コマ連続の講義です。授業日程には注意してください)

■4月6日(金)16:50-18:35

・ガイダンス

・ガイダンスとテキスト、参考書籍の紹介

■4月13日(金)16:50-20:30

・現代の知的財産制度(特許、商標、意匠、著作権の基礎;テキスト2章の講義)

・ウオームアップ演習「最近の企業ニュース情報に関するグループワーク:どういう法制度が関与しているのか」

→ 自動運転車にまつわる問題

・デザイン・ブランドマネジメント(講義)

ケースhttps://www.jpo.go.jp/shiryou/s_sonota/files/teaching_case/syllabus_08.pdf を利用

・事前学習 https://www.youtube.com/watch?v=lHQbd9usZe4

・配布課題 https://www.jpo.go.jp/shiryou/s_sonota/files/teaching_case/syllabus_05.pdf

のグリーンテクノ21のケースを配布

■4月20日(金)16:50-20:30

・組織による知的財産権の活用(テキスト3章の講義)

・「グリーンテクノ21ケース」グループ討論

・ビジネスエコシステムと知財の作る関係性(オープン&クローズ知財戦略、国際標準戦略、オープン知財マネジメントなどに関する講義)

・演習「企業における知的財産価値」企業ケースを選んでワークシートを作る

■4月27日(金)16:50-20:30

・クローズ知財戦略としての営業秘密と特許の活用(講義)

参考資料 http://www.rieti.go.jp/jp/projects/program/pg-04/012.html

・ワークシートに関するグループ討論

・経営戦略と知財戦略の関係:経営戦略と知財の役割(知財価値評価)(講義)

・「JR東日本Suicaの事例」の紹介と配布 http://www.jreast.co.jp/information/aas/20151126_torimatome.pdf

■5月11日(金)16:50-20:30

・個人情報保護法と最近のビジネスモデルの課題(Google, Uber、Airbnbなど)

・「JR東日本Suicaの事例」グループ討論

・サイトビジット課題説明

・技術の不確実性削減と知財の役割(講義) 渡部俊也「イノベーターの知財マネジメント」白桃書房(2012)参照

■5月25日(金)16:50-20:30

・サイトビジット(Google合同会社東京オフィス:東京都港区六本木 6-10-1六本木ヒルズ森タワー )

・討論予定のテーマ:データ、人工知能とビジネス戦略

・Google 対応予定者:

・「データ利活用契約」ガイドライン教材の説明と配布

■6月15日(金)16:50-20:30

・知的財産政策の基礎:知財保護と競争政策(講義)

・データ利活用に関する競争政策の最近の考え方(データ利活用に関する公正取引委員会報告書)

・「データ利活用契約」ケースグループ討論

・「研究開発コンソシアム」ケース説明と配布

■7月6日(金)16:50-20:30

・大学、政府、ベンチャーとの連携と知財・契約のマネジメント(講義)

・参考教材 知財交渉ネゴシエーション https://www.youtube.com/watch?v=1ls7gk3xCKs

・「データ利活用契約」ロールプレーケース討論

・ラップアップ

5.学ぶべき項目

・多様なイノベーションを収益化する知財マネジメント(プロプラエタリー、オープン、オープン&クローズ戦略、その他)

・著作権・コンテンツ、デザイン・ブランド知財マネジメント

・技術の不確実性削減と知財の3つのマネジメント:公開、秘匿、出願権利化

・知財を活用したオープンな組織間関係の構築

・データ利活用契約

6.参考書籍

渡部俊也編「東京大学知的資産経営研究講座シリーズ」白桃書房(2012)

米山、渡部、山内「オープン・イノベーションと知財マネジメント」一橋ビジネスレビュー,SPR(2016)

7.質問 質問は toshiya@tkf.att.ne.jp まで。

8.注意

講義日程等は変更することがあります。

講義情報は、渡部研究室ホームページ http://watanabelab.main.jp/ の講義に関する情報欄 に掲示することがあります。

9.講義資料 

http://watanabelab.main.jp/ の「教育・講義に関する情報」のタグの下の階層に「授業の情報」があります。ここに事前に講義資料等を掲示しますので、ダウンロードしておいてください。 資料にはパスワードがかかっていますがこれは授業で確認してください。 

10 成績評価

出席とクラス貢献(70%)最終レポート(30%)

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◇ 過去の修士論文テーマの例

特許開放の効果に関する実証分析,特許権の金銭的価値評価の試み- 侵害訴訟認容額を用いた分析アプローチ –,企業合併に伴う研究開発効率に関する研究、技術要素がスマートグリッド分野におけるベンチャー企業の戦略的提携に与える影響,米国特許公報を用いた技術間距離測定による自動車メーカーの技術構造分析,デザイン創作者の多様性と協働頻度がデザインに及ぼす影響―意匠広報を用いた実証分析,企業の技術的探索と協調的行動が必須特許の獲得に与える影響の検証―DVD・MPEG標準パテントプールを対象とした実証研究―,公民協働による特許の質向上に関する実証研究 などです。

修士論文のテーマは、研究室配属後半年ぐらいかけて話し合いながら決めます。企業との共同研究や、政府の研究プロジェクトに参加することも可能です。成果については、国内の学会発表や研究室公開セミナーで発表しますが、早く成果が出た場合は、国際会議などへ参加するチャンスもあります。

博士課程

現在大学院博士課程に籍のある大学院生は、知財マネジメント、イノベーションマネジメントや技術経営などの広い学術領域の中から自分の関心のあるテーマを選んで研究を行っています。手法としてはデータを用いた実証分析が中心になります。博士論文を構成するパートとして、在学中に3本程度の査読付き学術誌(基本的に外国雑誌への投稿を推奨)に掲載することを目標としています。博士課程大学院生のバックグラウンドは様々で、経営、経済、法律などに加えて理科系のバックグラウンドの大学院生も多いです。社会人として働きながら課程に在籍しているケースもあります。

◇研究室1年間のスケジュール概要

  • 4月 夏学期開始、研究室ゼミがスタート(原則毎週行っています。研究進捗の発表と論文紹介を交代で割り当てます)
  • 5月~6月 企業の知財部門の訪問(授業の一環として)
  • 7月~8月 夏の集中セミナー(山中湖)
  • 8月    夏休み
  • 8月~9月 研究室公開セミナー等
  • 9月 10月入学修士大学院生の学位論文発表・提出
  • 10月   冬学期開始
  • 11月~12月 各種学会発表、国際会議発表
  • 12月~1月 冬休み
  • 2月 4月入学の修士大学院生の学位論文発表・提出

※年間を通じて、外国人ゲストのセミナーや、国内外出張調査など、研究に必要な機会に適宜出席してもらいます。

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2014年研究室合宿ゼミは山中湖で開催(写真は翌日のカーリング体験の様子)

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2013年の夏のゼミの様子

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2014 年度の博士、研究生の送別会の様子

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2016年夏ゼミ合宿(山中湖)の様子